Original photographs of orchid flowers

Saturday, August 24, 2013

Peristeria elata ペリステリア・エラタ



ペリステリア・エラタはラン科ペリステリア属の多年草である。
原産地は中南アメリカである。
パナマでは国花とされている。
愛称を鳩の蘭ハトノラン)という。
「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(「ワシントン条約」)で、絶滅のおそれのある種として商業目的の国際取り引きは禁止されている。
大形の地生種で、開花する大きさまで育てるには10年を要するという。
草丈は1メートル以上になる。
葉は長い楕円形で、塊茎の先に1枚から5枚がつく。
葉には縦の襞が入る。
開花時期は8月から9月である。
花茎を立てて総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの肉厚な白い花を10数輪つける。
唇弁とずい柱(雄しべと雌しべの合体したもの)の様子が、翼を広げた鳩のように見える。
属名の Peristeria はギリシャ語の「peristerion(鳩)」からきている。
種小名の elata は「背の高い」という意味である。(花図鑑)

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